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性同一性障害(GID)における乳腺切除術(自費),男性の女性化乳房手術(保険適用)

【性同一性障害(GID)】
身体が女性で、こころが男性などの身体とこころの性の不一致を性同一性障害(Gender identity disorder : GID )といいます。
実は多くのGIDの患者は生まれてまもなく性の不一致を自覚しており、本来ならば早期診断し、ホルモン治療などを始めることで、身体の発育を止めることができます。
しかしながら、
① ホルモン治療を行うことで生殖機能が失われるリスク
② 日本で疾患自体が広く認知されていない
などの点から、身体が成長し、身体の治療を希望される方も多くいらっしゃいます。
当院では女性から男性になりたい(Female to male : FTM )が受けられる乳腺切除、乳輪縮小術、乳頭縮小術を行っています。

【術式】
乳腺切除は乳腺の大きさ、皮膚のたるみなどから乳輪周囲切開による皮下乳腺全摘術(図1)、皮膚のたるみが中等度の場合の乳輪周囲皮膚切除の追加(図2)、皮膚のたるみが高度で乳房の下垂がある場合は乳房切断術と乳輪乳頭遊離移植(図3)などの術式を選択しています。

乳輪周囲切開による皮下乳腺全摘術イラスト 皮膚のたるみが中等度の場合の乳輪周囲皮膚切除の追加イラスト 皮膚のたるみが高度で乳房の下垂がある場合は乳房切断術と乳輪乳頭遊離移植イラスト

【ご注意いただきたいこと】
※皮膚のたるみがない方が綺麗な胸部形態を作ることが出来ますので、乳房を圧迫するさらし(ナベシャツ)などは使用しないようにお願いします。
※また皮膚の血流が悪くなると目立つ瘢痕や組織壊死をきたしますので、禁煙をお願いします。
術後1週間は包帯を巻きます。術後7〜10日目に抜糸を行います。

【リスクについて】
血腫、感染、痛み、腫れ
胸部形態の左右差、傷跡が目立つ(瘢痕)、皮膚壊死、乳輪壊死、乳頭壊死

【健康保険について】
GIDの乳腺切除は自費治療、男性の女性化乳房は保険診療で行います。

陥没乳頭(保険適用)

【陥没乳頭のお悩み】
陥没乳頭は女性の7%の頻度でみられ、授乳障害や乳腺炎の原因になります。

【原因】
陥没乳頭の原因は、乳頭のすぐ下の結合組織が発達し、組織が固くなっているのが原因です(図1)。その結合組織の中に乳管が存在していますので、これを傷つけないようにしなければなりません。

正常乳頭と陥没乳頭を比較するイラスト

【保険適用】
機能的な問題があれば、保険で治療可能です。

【治療法:再発率が最も少ない選択】
再発率の最も少ない酒井法を用います。施術による傷あとはほとんど目立ちません。
乳頭の皮膚を切開し、乳管を傷つけないように結合組織を伸ばしていきます。乳管の方が結合組織よりも伸展性がありますので、結合組織のみが徐々に剥がされて、乳頭の引き込みが弱くなってきます。十分に伸びたことを確認し、後戻りを防止するために乳頭の下に組織を吊り橋状に通し、乳頭を縫合します(図2)。

陥没乳頭の手術方法イラスト

【授乳に支障なし】
将来の授乳には支障をきたしません。

【術後のアフターケア】
術後、抜糸は1週間後に行います。その後は陰圧をかけても大丈夫ですが、2週間くらいまでは少し出血するかもしれません。
長年、陥没乳頭を患っている方には乳管が短い方もいらっしゃいますので、術後に後戻り(再発)することがあります。当院では抜糸後に矯正器具を装着していただくことにより、乳管を伸ばし、手術効果を安定させる工夫を行っています。

【料金】
保険が適用になりますと、片方で25,000円前後かかります(3割負担の場合)。別途、矯正器具代(3,900円10%税込)がかかります。

乳頭縮小

【◉を⦿に】
乳頭縮小術は、バスト全体、乳輪とのバランスを見ながら、乳頭を小さくする手術です。この手術は、授乳に必要な乳管を傷つけず、血行を温存する必要がありますので、かなりの経験と技術を要します。

【乳頭の高さが気になる】
高さを低くする場合は、乳頭の根元に近い部分の皮膚を取り除き、乳頭を潜らせて付け根に沿って縫合します。

【乳頭の外径が気になる】
直径を小さくする場合は、乳頭の上部及び側面からV字型に余分な組織を取り除き外径を小さくします。

【リスク】
仕上がりについて左右差を生じることや、ご希望の大きさよりも大きかったり小さかったり、形がご希望に沿わないことがあります。
傷跡がケロイドになるなどして目立つことがあります。

【料金】
239,580円(10%税込)

副乳

【進化のなごり】
副乳は、乳房の先天異常の中で最も頻度(2〜6%)が高いものです。腋窩部と鼠径部を結ぶmilk line上にできる乳頭形態により診断は容易です。大きなものや日常生活に支障があるものは、保険適用で切除します。

Dr.牧野太郎よりひとこと

乳輪乳頭は大きさを慎重に決定しなければなりません。大きすぎても小さすぎても格好悪くなってしまいます。また血流が乏しい部位ですので形成外科的な考え方が重要になります。気になる場合は日本形成外科専門医にご相談下さい。

予約(Dr.牧野太郎の診療について)

お電話(097-558-6588)または来院時に承っております。
予約受付時間
平日10~12時 15~18時
土曜10~12時 14~15時

【市外・県外の方にはオンライン診療によるカウンセリングも】
遠隔地にお住まいの方のためにオンライン診療サービスcuron(クロン)というアプリケーションサービスを導入しました。このサービスをご利用の場合、別途利用料が必要になりますが、自費診療に限り、初診でも「医療相談」が可能となります。遠隔地からでも直接来院せずにカウンセリングを受けていただけます。
スマートフォンでアプリをダウンロードし、当院の医療機関コード「87e9」を入力してご利用下さいませ。
※スマートフォンでのみご利用いただけるサービスです。クロンご利用ガイドをご覧くださいませ。
※初診の場合は、原則として来院してご受診くださいませ。

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