医院外観

刺青除去について

状態に応じて治療が異なります

美容外科・形成外科TOP>その他>刺青除去

刺青について

【日本では刺青の露出が制限されています】
海外ではタトゥー(tattoo)はファッションの一つと考えられ、多くの歌手やスポーツ選手が入れています。その影響か、日本でも若者を中心に入れる方が増えているように思います。しかしながら、日本の場合では刺青は反社会的勢力の象徴として、公的な場所での露出を制限されることから、プールや温泉、社会生活に支障を来すことがあり、刺青を除去したいと訴える方が少なくありません。

刺青の除去法

【治療の選択肢】
当院では刺青を取る方法はレーザー、切除術、皮膚剥削術があります。

【レーザー】
レーザーは主に黒、青の色のものが治療対象になります。局所麻酔を行い、レーザーを照射します。きれいに消えることもありますが、刺青の色素が皮膚の深層まで達している場合はレーザーが届きませんので、完全には色が消えないこともあります(図1)。また刺青が消えても、色素が抜けて白く目立つ色素脱失という状態になることもあります。刺青を薄くすることが出来れば良いという方が適していると思います。

刺青のレーザー治療イラスト

【切除術】
切除術は刺青を切除して、皮膚を縫合する方法です(図2)。皮膚に余裕があり、傷に対して許容できる方はこれが一番適していると思います。傷は生じますが、1週間後に抜糸をして、その後傷を目立たなくするアフターケアを行っていただくことで傷は目立たなくなることが多いです。大きさによっては一度に切除できずに複数回に分けて、少しずつ切除する分割切除術というものがあります。これは切除術を行い、皮膚を寄せると、皮膚に張力が生じ、時間とともに皮膚が伸展することで、再度切除術を行うことができます。分割手術の間は最低3ヶ月以上間隔をおく必要があります。

刺青の切除術イラスト

【皮膚剥削術】
刺青が広範でかつレーザーも適応にならない場合は皮膚剥削術を行います。刺青を薄く剥がす方法です。刺青の入っている深さは真皮ですので、擦り傷よりは深いレベルまで皮膚を剥がす必要があります。皮膚の深くまで剥がしますので、傷の治りが悪くなり、肥厚性瘢痕(傷が盛り上がって赤くなる状態)となります(図3)。肥厚性瘢痕を抑えるために、できるだけ浅めで取る必要があります。

皮膚剥削術イラスト

美容外科専門医が刺青を除去します

刺青の除去は、美容外科専門医であるDr.牧野太郎が行います。

刺青はできるだけ入れないに越したことはありません。海外と日本は歴史も文化も異なりますので、安易に真似することはやめましょう。しかしながら刺青を入れてしまって、真摯に反省し、取りたいという方にはお力になれたらと思います。どうぞご受診下さい。
専門医制度について

Dr.牧野太郎のプロフィールと自己紹介

予約(Dr.牧野太郎の診療について)

お電話(097-558-6588)または来院時に承っております。
予約受付時間
平日10~12時 15~18時
土曜10~12時 14~15時

【市外・県外の方にはオンライン診療によるカウンセリングも】
遠隔地にお住まいの方のためにオンライン診療サービスcuron(クロン)というアプリケーションサービスを導入しました。このサービスをご利用の場合、別途利用料が必要になりますが、自費診療に限り、初診でも「医療相談」が可能となります。遠隔地からでも直接来院せずにカウンセリングを受けていただけます。
スマートフォンでアプリをダウンロードし、当院の医療機関コード「87e9」を入力してご利用下さいませ。
※スマートフォンでのみご利用いただけるサービスです。クロンご利用ガイドをご覧くださいませ。
※初診の場合は、原則として来院してご受診くださいませ。

トップページをご覧になる方