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頭髪の薄毛にお悩みの方へ

【頭髪の薄毛】
頭髪については、男性型脱毛症と女性型脱毛症に分かれます。男性の脱毛症はAGAと呼ばれて、皆さんに広く知られているところだと思います。AGAの原因は男性ホルモンから生じるもので、主に前額の生え際や頭頂部の脱毛が生じます。発毛可能な毛包自体が消失した場合は内服や外用薬の効果は無くなってしまいますので、AGAの徴候が現れた場合(図1)は早めの治療が必要になります。

頭の薄毛イラスト

男性型脱毛症AGAの治療

【男性型脱毛】
AGA(AndroGenetic Alopecia)のことで男性型脱毛症のことをいいます。額の生え際や頭頂部の髪の毛が抜けて、産毛状態となり地肌が透けて見えるようになります。AGAの原因は男性ホルモン(テストステロン)による性質から引き出される現象です。男性ホルモンには体毛やひげといった毛を生やす作用がありますが、脱毛しやすい場所の毛には脱毛を進行させる作用があります。AGAは男性ホルモン、加齢、遺伝以外にも生活習慣病やストレスが原因となって生じます。産毛の状態であれば治療は可能ですが、発毛可能な毛包自体が消失した場合は内服や外用薬の効果は無くなってしまいますので、AGAの徴候が現れた場合は早めの治療が必要になります。

日本皮膚科学会による男性型脱毛症診療ガイドライン(2010年)で行うように強く進められる治療としてミノキシジルの外用、フィナステリドの内服となります。単体としても効果がありますが、2種類を併用すると更に効果が強くなります。

【ミノキシジル】
日本でも外用剤としてリアップの名称で発売されています。毛母細胞に働きかけ、血流を増やすことで毛根に栄養が多く行き渡り、髪の成長を促します。髪の毛には1本1本寿命があり、伸びる(成長期)、抜ける(退行期)、毛がない(休止期)があります。これがヘアサイクル(毛周期)です。
ミノキシジルはAGAによって短縮した毛周期(図2)を、①成長期へ早く移行させ、②成長期を長く維持させる効果があります。

毛周期イラスト

【フィナステリド】
プロペシアの商品で発売されています。男性ホルモンのテストステロンから産生される脱毛作用を持つDHT(ジヒドロテストステロン)を減らし、脱毛の進行を防ぎます(図3)。女性や20歳未満の患者さんには使えません。

内服薬の効き方イラスト

【禁忌】
フィナステリド:肝機能障害、前立腺疾患
ミノキシジル:頭皮湿疹

【副作用】
フィナステリド:性欲減退、肝機能の悪化、PSA値の減少
ミノキシジル:多毛症、頭皮の発疹、痒み、かぶれ

女性型脱毛症の治療

【特徴】
女性と男性では薄毛(脱毛症)のタイプが異なります。女性型脱毛症は髪の毛の量が全体的にボリュームダウンしてしまうのが特徴です(↑図1)。毛周期の乱れから生じますが、毛周期の乱れはホルモンバランスの乱れや血流不全、ストレスなどから生じます。
ストレスや老化などにより女性ホルモンが減ると男性ホルモン優位になり、男性型脱毛症に近い脱毛症が生じることもあります。

【治療法】
ミノキシジル外用(女性用ミノキシジル3%です。)
ビタミンB群、Lシスチン(髪を作るタンパク質)、ケラチン、ミネラルなどの栄養素の内服を行います。

【効果】
1〜2ヶ月で抜け毛の減少、産毛の増加が見られ始め、3〜4ヶ月で効果を実感する方が多いです。

美容外科専門医が女性型脱毛症を担当いたします

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